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外側広筋(大腿四頭筋)の筋線維組成

■はじめに■

 運動生理学の授業展開は、1学期に森脇講座(呼吸循環器系・神経・内分泌など)と山本講座(骨格・骨格筋)に別れて授業を行っています。その山本講座の中で、外側広筋の筋線維組成を50m走のタイムと12分間走の距離を利用して調べています。自分の脚は速筋が多いのか遅筋が多いのか、走るのは苦しいけれど、調べ始めると楽しいものです。(生徒は楽しくないかも知れませんが)


■筋線維組成の推定について■
 高等学校の授業では、筋線維組成を正確に知ることはできません。なぜならば、筋肉を採取することは不可能だからです。
 しかしながら、簡単な運動能力テストで、外側広筋の筋線維組成を精度よく推定する方法があるということを知り、授業の中で取り組むことにしました。(参考文献 『入門運動生理学』 編著;勝田茂 氏  著;和田正信 氏・松永智 氏)
 測定には、50m走のタイムと12分間走の距離が必要になります。
 以下に、例をあげますので、参照してください。



例えば、50m走8.0秒12分間走2800mの選手がいたとします。

その50m走・12分間走のスピードをそれぞれ秒速にします
50m÷8.0秒=
6.25m/秒  ・・・・・・a
2800m÷720秒=
3.89m/秒  ・・・・b


公式にあてはめます(a/b)
a/b=6.25/3.89=
1.61 ・・・・・・・・c

公式にあてはめます(69.8×c−59.8=
FT線維%
69.8×1.61−59.8=
52.6

よってこの選手の外側広筋の筋線維は
FT線維(速筋)52.6% ST線維(遅筋)47.4%
となります


■実験方法■
  ★50m走 ・・・・・・ 年度始めに本校では体育の授業を利用して『体力テスト』を実施しています。
                その際の50m走のタイムを利用しています。
  ★12分間走 ・・・・ 運動生理学の授業の中で、行います。
                晴れた日は、グラウンドの200mトラックを利用します。
                雨の日は、本校アリーナ棟2階にありますランニングコースを利用します。


  ★出てきたタイム、距離をエクセルにて処理し、筋線維組成を調べます。


■実験結果と考察■
  以下の年度のデータをご覧下さい。

 2年生クラス 3年生Mクラス(準備中)
3年生Wクラス(準備中)
2年生Fクラス(準備中)
3年生Mクラス
3年生Tuクラス
2年生Fクラス
3年生Mクラス
3年生Fクラス
2年生Tuクラス
3年生Mクラス
3年生Fクラス
2年生Tuクラス

注意:本校の実験は、(財)スポーツ医・科学研究所からのアドバイスや、関係出版物を参考に行っております。         .
しかし、哲ちゃん・幸ちゃんが行っている実験ですので、方法等に問題があるかも知れませんのでご了承ください。
    なお、本実験で得たデータは生データです。無断転写等はご遠慮下さい。お問い合わせは、掲示板でお願いします。   

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