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桜宮高校陸上競技部 スタビライゼーション

≪スタビライゼーション≫
  スタビライゼーション・トレーニングは、ドイツをはじめとするヨーロッパの各国で行なわれていた医療体操が進化したものです。
  特別な器具を用いないトレーニング法なので、どこででも誰でも簡単に導入することができます。


≪スタビライゼーションの目的≫
  このトレーニングでは、主動筋のみならず、主動筋を補助する補助筋(拮抗筋や協同筋、補助筋群)を刺激し、バランス能力や
  姿勢反射の改善を図り、四肢の安定性を高めることを目的として構築されました。
  また、スタビライゼーションはさまざまな年代にさまざまな目的で行なわれています。例えば、女性の場合にはシェイプアップ、
  ジュニアの場合には成長障害の予防・改善、中高年者の場合には健康の維持増進などです。
  スポーツ選手には、パフォーマンスアップのための運動法として導入されています。
  スタビライゼーションは主動筋と拮抗筋を同時に刺激を与えて、筋のアンバランスを正すことができるので、腹筋と背筋との
  筋バランスが悪いことが原因の1つになっている腰痛の予防にもつながります。


≪スポーツ選手にスタビライゼーションが必要な理由≫
  一部の主動筋ばかりが鍛えられるような運動、あるいはトレーニング方法をとって拮抗筋を鍛えずにいると、筋バランスが悪く
  なります。トップアスリートはハイレベルのトレーニングを行なうため、特にその傾向が強いようです。
  また、体幹に対する四肢のアライメントや全身のアライメントといったボディアライメントは、主動筋と主動筋を補助する協同筋
  及び補助筋群がうまく働いていないと、崩れてしまいます。
  スポーツは全身を用いた運動なので、ボディアライメントが崩れていると、連続した円滑な動作を行なうことができません。
  主動筋と補助筋群に同時に刺激を与えてボディアライメントを改善することは、スキルアップ、パフォーマンスアップにも役立つ
  のです。 



≪スタビライゼーションの種目とやり方≫


@両腕で上半身を持ち上げるようにしてうつ伏せになります。この状態から両腕とつま先で体全体を支えるように腰をうかせます。 A右向きに横になり、右腕で上半身を持ち上げるようになります。この状態から右腕と右足の側面で体全体を支えるように腰をうかせます。左足は右足の上に重ねます。
B両腕で上半身を持ち上げるようにしてあお向けになります。この状態から両腕とかかとで体全体を支えるように腰をうかせます。左で同じ様にします。
C右向きに横になり、今度は右腕を右手にかえてします。左でも同じ様にします。
Dまた右向きに横になり、Cと同じような状態にしますが、今度は左足は重ねず、フロアとできるだけ平行になるように持ち上げます。左でも同じ様にします。 E四つんばいになり、右手と左足をフロアと平行になるようにバランスよく持ち上げます。このとき、手と足が上がりすぎないように気をつけます。上げている手の先から足の先までが、一直線になるようにします。手のひらは内を向くようにします。左手と右足でも同じようにします。
F腕立て伏せの姿勢になります。その状態から右手と左足をできるだけフロアと平行になるようにバランスよく持ち上げます。左手と右足でも同じようにします。 G両手と両踵で体を支持した姿勢になります。膝は90度に曲げ、おしりがおちないように気を付けます。肩と腰は一直線になるようにします。顎は引きます。
HGから片膝を伸ばして、片足をフロアと平行になるように上げます。逆足でも同じようにします。 .

  ●上の種目(全15種目)を1種目20秒〜30秒間バランスをとりながら姿勢を維持します。
   ここで大切なことは、長く姿勢を維持し続けることではなく、正しい姿勢を維持することです。
   長く姿勢を維持できていても、フラフラしてしまったり、姿勢が崩れてしまっていると、トレーニングは正しく
   出来ていません。よって、姿勢が崩れてきたときは、はじめからまた正しい姿勢をつくりなおしましょう。
  ●全ての種目に共通するポイント
    ・体の軸がぶれたり捻転したりしないように注意する。
    ・重心の位置がずれないように注意する。
    ・頭、体幹(胸や腰など)、下肢、足の接地部分がどの位置から見ても一直線になるようにする。
    ・腰が下がらないようにする。                  ・・・など





スタビライゼーションは特別な準備を必要としないので、誰にでも簡単にできるトレーニングです。体のバランスを正すことはいろいろな動作をより良くするのに大切なことです。上にまとめた種目がすべてではありません。最も簡単にできるものなので、これを読んで少しでもスタビライゼーションに興味を持っていただき、活用いただけたら幸いです。【陸上競技部・M】

このページは、本校陸上競技部員がまとめたものを利用しています。
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